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作用
局所麻酔成分
主に配合される薬の分類
鎮暈薬、胃腸鎮痛鎮痙薬、外用痔疾用薬、外皮用薬、歯痛薬
覚えておきたいこと
- 鎮暈薬
胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげる - 胃腸鎮痛鎮痙薬
①消化管の粘膜及び平滑筋に対する麻酔作用による鎮痛鎮痙の効果
②痛みが感じにくくなることで重大な消化器疾患や状態の悪化等を見過ごすおそれ →長期間にわたって使用しない
*こちらのページでも解説しています - 外用痔疾用薬
①知覚神経に作用して刺激の伝達を可逆的に遮断→痔に伴う痛み・痒みを和らげる
②まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)を生じることがある - 外皮用薬
皮下の知覚神経を麻痺させ、きり傷、擦り傷、掻き傷等の創傷面の痛みや、湿疹、皮膚炎、かぶれ、あせも、虫さされ等による皮膚の痒みを和らげる - 歯痛薬
齲蝕により露出した歯髄を通っている知覚神経の伝達を遮断して痛みを鎮める - 共通する副作用
メトヘモグロビン血症を起こすおそれ→6歳未満の小児への使用はしない
絵で覚える
↑麻酔注射を謎の生物が突き刺していますw
「6才未満はダメ!!」っと大きくアピール!!
主な使用上の注意の記載とその対象成分・薬効群等(第5章対策)
してはいけないこと
- 「6歳未満の小児」
*メトヘモグロビン血症を起こすおそれ - 「本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人」
*外用痔疾用薬→ショック(アナフィラキシー)
ひと言
いろいろと適応がある成分です。まずは、「局所麻酔成分であること」と「6歳未満には使用してはいけないこと」の2点を確実に覚えましょう!