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薬の成分、漢方など(第3章の項目)を中心に、絵で覚える登録販売者試験対策ブログです。

腸の薬の成分まとめ・覚え方②止瀉成分(収斂)

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腸の薬の成分まとめ・覚え方②止瀉成分(収斂)

登録販売者試験の腸の薬の成分についてまとめていきます。

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【分類】止瀉成分(収斂)

止瀉成分についてのまとめです。止瀉成分はいわゆる下痢止め作用の成分です。その中でも大きく4つの分類(収斂・腸管運動低下・殺菌・吸着)に分けられ、今回はその中の一つの収斂作用についてです。

収斂とは何か・・。

”腸粘膜のタンパク質と結合して不溶性の膜を形成し、腸粘膜をひきしめる(収斂)こと”です。それにより、”腸粘膜を保護すること”を目的としています。

要約すると、”タンパク質と結合して、腸粘膜をひきしめて保護すること”ですね。

タンニン酸アルブミン


特徴
  1. タンニン酸アルブミンに含まれるアルブミンは、牛乳に含まれるタンパク質(カゼイン)から精製された成分であるため、牛乳にアレルギーがある人では使用を避ける必要がある
  2. 重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)を生じることがある。
  3. 感染性の下痢への使用は避ける。

タンニン酸アルブミンはすごく頻出ですね。
平成28年度の首都圏エリアの過去問では、「タンニン酸アルブミンに含まれるタンニンは、牛乳に含まれるタンパク質(カゼイン)から精製された成分であるため(以下略)・・」という出題がありました。

んん?別に間違っていないんじゃ・・?
いえいえ、大間違い、引っ掛け問題です!

”タンニン酸アルブミンに含まれるタンニン”ではなくて、”タンニン酸アルブミンに含まれるアルブミン”なんですね!おそろしい引っ掛け問題です!私は引っかかりました・・(´;Д;`)

繰り返しますが、”タンニン酸アルブミンに含まれるアルブミンは、牛乳に含まれるタンパク質(カゼイン)から精製された成分”なので、一語一句見落とさないようにしっかり問題を読むようにしましょう!

オウバク、オウレン、ゴバイシ等の生薬成分


特徴
  1. オウバクオウレンは、収斂作用のほか、抗菌作用、抗炎症作用も期待。
  2. 感染性の下痢への使用は避ける。

オウバクオウレン胃薬の成分まとめ・覚え方④健胃成分

で登場した生薬ですね。汎用性がある生薬だなぁ〜。

「今日も、気をひきしめる(収斂)か〜」
「オウ!オウ!(オウバク、オウレン)」

↑掛け声で語呂合わせでも、まぁ気休め程度にw

ゴバイシ・・。なかなか出題されないマニアックな生薬ですね〜(^^;;

ビスマスを含む成分


特徴
  1. 収斂作用のほか、腸内で発生した有毒物質を分解する作用も持つ。
  2. 長期連用で精神神経症状(不安、記憶力減退、注意力低下、頭痛等)のおそれ→1週間以上継続して使用しない。
  3. アルコールと一緒に摂取されると、循環血液中への移行が高まって精神神経症状を生じるおそれ→服用時は飲酒を避ける必要がある。
  4. 胃潰瘍や十二指腸潰瘍の人は、損傷した粘膜からビスマスの吸収が高まるおそれ→医師等の相談が必要。
  5. 血液-胎盤関門を通過する→妊娠中の人は使用を避ける。
  6. 感染性の下痢への使用は避ける。

うーん、注意点やら副作用系の記載がすごく多いですね。むむむむ。。Σ(-᷅_-᷄๑)

とりあえず、ビスマスが止瀉成分との割り出しの語呂合わせは思いつきました。
ビスマス=ビス(ねじの事)→ビス止め→下痢止め(止瀉)・・ どうでしょうか(笑)

ちなみに、ビスマスを含む成分とあり、手引きでは”◯◯ビスマス”というような記載で出てくると思いますが、ビスマスという単語さえ理解しておけば問題ないので、あえて説明はしません。

まとめ・覚えるポイント


①タンニン酸アルブミン、ビスマス、オウバクオウレンは止瀉成分で収斂作用(タンパク質と結合、腸粘膜をひきしめて保護する)。

②タンニン酸アルブミンに含まれるアルブミンは、牛乳に含まれるタンパク質(カゼイン)から精製された成分
※※アルブミンが牛乳に含まれるタンパク質です!!(タンニン酸じゃない!!)

③ビスマスは、有毒物質を分解する作用もある。
《注意点多数》長期間連用で精神神経症状のおそれ、アルコールと併用しない、胃・十二指腸潰瘍の人は注意、妊娠中の人は服用しない。

*ビス(ねじ)止め→下痢止め(止瀉)

というわけで以上です。みなさん、ここまでご閲覧いただきありがとうございました!