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薬の成分、漢方など(第3章の項目)を中心に、絵で覚える登録販売者試験対策ブログです。

腸の薬の成分まとめ・覚え方⑤瀉下成分(小腸刺激性)

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腸の薬の成分まとめ・覚え方⑤瀉下成分(小腸刺激性)

登録販売者試験の腸の薬の成分についてまとめていきます。本日から瀉下成分です。

【分類】瀉下成分(小腸刺激性)

瀉下成分は、瀉下薬に用いられる成分。つまり、便秘を改善する成分ですね。瀉下成分にも数種類あります。今回は、その内の小腸刺激性瀉下成分についてです。刺激性瀉下成分とは、腸管を刺激して反射的な腸の運動を引き起こすことによる瀉下作用を目的として配合される成分です。小腸を刺激するもの、大腸を刺激するものとがあります。

ヒマシ油


特徴
  1. 小腸でリパーゼの働きによって生じる分解物が、小腸を刺激することで瀉下作用をもたらす。
  2. ヒマシ(トウダイグサ科のトウゴマの種子)を圧搾したもの。
  3. 腸内容物の急速な排除を目的とする(主に誤食・誤飲等による中毒など)
  4. 防虫剤や殺鼠剤などの脂溶性物質を誤飲した場合には使用しない→ナフタレンやリン等がヒマシ油に溶け出して、中毒症状を増悪させるおそれ。
  5. 急激で強い瀉下作用(峻下作用)を示す→3歳未満の乳幼児、妊婦、激しい腹痛又は悪心・ 嘔吐の症状がある人は使用しない。
  6. 乳児に下痢を引き起こすおそれ→授乳中の人は使用しない。
  7. 駆虫薬と併用した場合、駆虫成分が腸管内にとどまらず吸収されやすくなり、全身性の副作用を生じる危険性が高まる→ヒマシ油と駆虫薬の併用しない。

ヒマシ油は試験ではよく出ます。特に、小腸を刺激すること、3歳未満の乳幼児、妊婦、授乳中の人は使用しないことは頻出なので絶対に覚えてください!あと、パモ酸ピルビニウム(駆虫薬)の問題で、ヒマシ油と駆虫薬の併用を避けることについて問われることもあるので要注意です!

語呂合わせができそうです。
ヒマシ油と小腸(しょうちょう)→ヒマな所長(しょちょう ※小腸のこと) という感じに(笑)

イラストでは、「リパーゼの働き」を強調するように、小腸内にリパーゼくんを配置しています。

まとめ・覚えるポイント

一つだけなのでまとめる程でもありませんが一応・・。

①ヒマシ油は小腸刺激性瀉下成分。
※※大腸ではなくて小腸
語呂合わせ:ヒマな所長(しょちょう)

②腸内容物の急速な排除を目的。脂溶性物質を誤飲した場合には使用しない→中毒症状増悪のおそれ。

③3歳未満の乳幼児、妊婦、授乳中の人には使用しない。

④ヒマシ油と駆虫薬の併用しない→駆虫成分が腸管内にとどまらず吸収されやすくなる。

というわけで以上です。みなさん、ここまでご閲覧いただきありがとうございました!