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腸の薬の成分まとめ・覚え方⑥瀉下成分(大腸刺激性)

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腸の薬の成分まとめ・覚え方⑥瀉下成分(大腸刺激性)

登録販売者試験の腸の薬の成分についてまとめていきます。

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【分類】瀉下成分(大腸刺激性)

前回は小腸刺激性瀉下成分を説明しました。今回は大腸に作用する大腸刺激性瀉下成分についてです。大腸刺激性瀉下成分とは、大腸を刺激して排便を促すことを目的としたものです。その中でもいくつかの成分に分かれていますので、それぞれの特徴や共通点をまとめていきます。

センナ、センノシド、ダイオウ、アロエジュウヤクケンゴシ


特徴
  1. センナ、ダイオウにはセンノシドを含みセンノシドは大腸に生息する腸内細菌によって分解され、分解生成物が大腸を刺激して瀉下作用をもたらす。
  2. 流産・早産を誘発するおそれがある→妊婦は使用しない。
  3. 乳児に下痢が生じるおそれがある→授乳中の人は使用しない。
  4. ダイオウは漢方に配合されるが、瀉下を目的としない場合には瀉下作用は副作用(下痢、腹痛)となる。
  5. アロエ、ジュウヤク、ケンゴシにはセンノシドに類似の物質を含む。

このイラストは何なの?キャラクター紹介します。

センナ→仙(セン)人のキャラにしました。センという字だけの繋がりですが(・_・;
センノシド→仙(セン)の文字が映し出された水晶のような物体→センナ、ダイオウ、アロエの力の源。
ダイオウ→漢方で多用したダイオウイカです、再登場!
アロエ→そのまま
ジュウヤク、ケンゴシ描いてません(スペースがなかった><)

すべて、センノシドを含んでいて(アロエ、ジュウヤク、ケンゴシは類似物質だけど)、センノシドからそれぞれに矢印が伸びていて、さらにセンナ、ダイオウ、アロエから腸内細菌に矢印が伸びています。それからセンナ仙人達は腸内殺菌に分解されて(少し残酷・・😭)、分解生成物となり大腸を刺激する・・みたいな流れですが分かるかなー^_^;

ビサコジル


特徴
  1. 大腸のうち特に結腸や直腸の粘膜を刺激する。
    ※腸内殺菌による分解ではない。
  2. 結腸での水分の吸収を抑えて、糞便のかさを増大させる働きもある。
  3. 浣腸薬(坐剤) としても用いられる。
  4. 腸内で溶けるように錠剤がコーティング等されている製品(腸溶性製剤)が多い腸溶性製剤は胃内でビサコジルが溶け出すおそれがあるため、牛乳や制酸成分を含む胃腸薬との併用はさける。

イラストは、ビサコジル→ビサコ汁・・なにかの汁なんです。ビサコ汁を飲むと結腸・直腸の粘膜が刺激されるんです(^^;;

ピコスルファートナトリウム


特徴
  1. 大腸に生息する腸内細菌によって分解されて、大腸への刺激作用を示す(胃や小腸では分解されない)。

ピコスルファート→ピコピコハンマーが真っ先に思いつきました!このピコピコハンマーもセンナやダイオウのように腸内殺菌で分解されます・・腸内殺菌の力よ(^^;;

カサントラノール

特徴
  1. 乳児に下痢が生じるおそれがある→授乳中の人は使用しない。

特徴が少ないですね・・覚えにくい。とくにイラスト化もしてません。
とりあえず、カサントラノールは大腸刺激性瀉下成分と覚えておきましょう。

まとめ・覚えるポイント

①センナ、センノシド、ダイオウ、ビサコジル、ピコスルファートナトリウム、カサントラノール、アロエ、ジュウヤク、ケンゴシは、大腸刺激性瀉下成分。※小腸刺激性(ヒマシ油)じゃないです!

②センノシドは腸内細菌によって分解→分解生成物が大腸を刺激。妊婦、授乳中の人は使用しない。

③センナ、ダイオウはセンノシドを含む。アロエ、ジュウヤク、ケンゴシはセンノシドの類似物質を含む。よってこれらの作用は前段②(センノシド)と同じ。

④ ビサコジルは特に結腸や直腸の粘膜を刺激(腸内殺菌による分解ではない)、結腸での水分の吸収を抑えて、糞便のかさを増大→腸溶性製剤は牛乳や制酸成分を含む胃腸薬との併用しない(溶け出すおそれ)。

*ビサコ汁を飲むと結腸・直腸が刺激

⑤ピコスルファートナトリウム→腸内細菌によって分解されて、大腸への刺激作用。

というわけで以上です。みなさん、ここまでご閲覧いただきありがとうございました!