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中枢神経系/脳や神経系の働き【第2章の覚え方】

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中枢神経系/脳や神経系の働き【第2章の覚え方】

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中枢神経系

脳と脊髄から構成

  1. 頭の上部から下後方部にあり、記憶、情動、意思決定等の働きを行っている
  2. 脳の下部→自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調節機能を担っている部位(視床下部など)がある
  3. 脳において、血液の循環量は心拍出量の約15%酸素消費量は全身の約20%ブドウ糖の消費量は全身の約25%と多い
  4. 脳内には多くの血管が通っているが、脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が高くタンパク質などの大分子や小分子でもイオン化した物質は血液中から脳の組織へ移行しにくい
  5. 脳の毛細血管が中枢神経の間質液環境を血液内の組成変動から保護するように働く機能を血液脳関門という
  6. 小児→血液脳関門が未発達。循環血液中に移行した医薬品の成分が脳の組織に達しやすい
  7. 脊髄と延髄でつながっている

延髄

  1. 後頭部と頸部の境目あたりに位置する
  2. 心拍数を調節する心臓中枢呼吸を調節する呼吸中枢等がある
  3. 多くの生体の機能を制御する部位であるが、複雑な機能の場合はさらに上位の脳の働きによって制御されている

脊髄

  1. 脊椎の中にあり、脳と末梢の間で刺激を伝える
  2. 末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す脊髄反射

ポイント

基礎的な部分は覚えやすいですが、脳の酸素消費量などの数字(パーセント)は急に出題されたら焦るのでこちらもしっかり覚えましょう。