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大腸
- 盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸からなる
- 絨毛がない
- 水分とナトリウム、カリウム、リン酸等の電解質の吸収が行われ、固形状の糞便が形成
- 大腸では消化はほとんど行われない
- 大腸の粘膜から分泌される粘液(大腸液)は、便塊を粘膜上皮と分離しやすく滑らかにする
- 大腸内には腸内細菌が多く存在し、腸管内の食物繊維を発酵分解する
- 大腸の粘膜上皮細胞は、腸内細菌が食物繊維を分解して生じる栄養分を、その活動に利用しており、大腸が正常に働くには、腸内細菌の存在が重要
- 大腸の腸内細菌は、 血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンK等の物質も産生。なお、腸内細菌による発酵で、糞便の臭気の元となる物質やメタン、二酸化炭素等のガスが生成
- 糞便の大半は水分、腸壁の残骸15~ 20%、腸内細菌の死骸10~15%、食物のかすは約5%に過ぎない
- 直腸は、大腸の終末の部分で、肛門へと続いている。通常、糞便は下行結腸、S状結腸に滞留し、直腸は空になっている。S状結腸に溜まった糞便が直腸へ送られてくると、その刺激に反応して便意が起こる
ポイント
大腸には絨毛はありません。小腸と異なる大きな点ですね。
💩の大半は水分で食べ物かすは5%だけ!