主に配合される薬の分類
婦人薬、毛髪用薬
覚えておきたいこと
- 婦人薬
①人工的に合成された女性ホルモンの一種
②女性ホルモンの補充に使用
③膣粘膜又は外陰部に適用される→適用部位から吸収されて循環血液中に移行 - 毛髪用薬
女性ホルモンによる脱毛抑制 - 共通する副作用
①胎児の先天性異常の発生が報告有り→妊娠している人は使用しない
②吸収された成分の一部が乳汁中に移行→授乳中は使用しない
③長期連用により血栓症を生じるおそれ有り。乳癌や脳卒中などの発生確率が高まる可能性も→長期連用しない
絵で覚える
↑女性ホルモンは抜け毛予防にも効果があります!
主な使用上の注意の記載とその対象成分・薬効群等(第5章対策)
してはいけないこと
-
「妊婦又は妊娠していると思われる人」
*妊娠中の女性ホルモン成分の摂取によって、胎児の先天性異常の発生が報 告されているため
相談すること
-
「授乳中の人」
*乳汁中に移行する可能性がある
ひと言
エストラジオール以外にも『エストラジオール安息香酸エステル・エチニルエストラジオール』という成分がありますが、どれも同じ女性ホルモン成分です。
「エストラジオール」が入っていたらどれも女性ホルモン成分!