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薬効分類
口腔咽喉薬、うがい薬(含嗽薬)
(*ハッカ油の薬効・・外用痔疾用薬、外皮用薬、歯痛用薬(外用))
覚えておきたいこと
- シソ科のハッカの地上部を基原とする生薬。
- 口腔咽喉薬、うがい薬(含嗽薬)には、芳香による清涼感等を目的として配合される。
- ハッカ油(ハッカの地上部を水蒸気蒸留して得た油を冷却、固形分を除去した精油)には、次の効果が期待される。
*外用痔疾用薬の局所刺激成分→冷感刺激を生じさせ局所への穏やかな刺激による痒み抑制効果。
*外皮用薬の局所刺激成分→冷感刺激を与え、軽い炎症を起こして血管の拡張による患部の血行促進、知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果
打撲や捻挫などの急性の腫れや熱感を伴う症状に対しては、冷感刺激成分が配合された外用鎮痛薬が適すとされる。*歯痛用薬(外用)の局所麻酔成分→冷感刺激を与えて知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果。
絵で覚える
【語呂合わせ】
ハッカキャンディ冷たくてのど清涼感→ハッカ、《のどの薬:冷感刺激、口腔咽喉薬、うがい薬》、清涼感
ハッカは馴染みのある方が多いと思います。出題されても、ハッカの芳香・清涼感やハッカ油の冷感刺激については、なんとなく結びつけることはできるんじゃないでしょうか。
ハッカが配合されている主な漢方
暗記ポイント
①ハッカ→シソ科のハッカの地上部を基原(生薬名、基原名がどっちもハッカ!)
②口腔咽喉薬、うがい薬(含嗽薬)→芳香による清涼感
③ハッカ油は外用痔疾用薬、外皮用薬、歯痛用薬に使われる→主に冷感刺激のよる局所刺激成分として配合。打撲や捻挫などの急性の腫れや熱感を伴う症状に対して適す。
【語呂合わせ】
ハッカキャンディ冷たくてのど清涼感→ハッカ、《のどの薬:冷感刺激、口腔咽喉薬、うがい薬》、清涼感