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薬の成分、漢方など(第3章の項目)を中心に、絵で覚える登録販売者試験対策ブログです。

胃薬の成分まとめ・覚え方①制酸ー胃酸を中和

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胃薬の成分まとめ・覚え方①制酸ー胃酸を中和

本日から登録販売者試験の範囲である、薬の成分のイラスト化を本格的に取りかかっていきます。漢方と異なり、成分の場合は一つ一つでは絵に描きにくいため、成分の分類や大まかな共通作用ごとに絵に描き、覚えるポイントや覚え方・コツを添えてまとめていく方法で更新していきます。

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【分類】制酸成分

共通の作用:胃酸を中和して、働きを弱めること
※※炭酸飲料等とは服用しない

胃の薬には、制酸薬健胃薬消化薬、それに様々な胃腸の症状に適応できる総合胃腸薬と大きく4つの種類がありますね。今回イラストにした成分は、これでいうと制酸薬(総合胃腸薬も)に大きく関係す制酸成分で、「胃酸を中和して、働きを弱めること」を目的とした作用があるものです。
この作用は、これから紹介する①アルミニウムを含む成分 ②マグネシウムを含む成分 ③アルミニウム・マグネシウムを含む成分 ④カルシウムを含む成分 ⑤炭酸水素ナトリウム (重曹)の五つの分類に分かれて、それぞれが特徴をもっています。

①アルミニウムを含む成分

●アルミニウムなのでアルミ缶?身近にあるものなのでイメージしやすいですね(╹◡╹)

成分名

乾燥水酸化アルミニウムゲル、ジヒドロキシアルミニウムモノアセテー ト等
(ヒント:アルミニウムという文字があれば、アルミニウムを含む成分として判断していいでしょう!)

覚えておきたいこと
  1. アルミニウム脳症、アルミニウム骨症のおそれがある。
  2. 透析療法を受けている人では使用を避ける必要がある。透析治療を受けていない人でも、長期連用はダメ❌
  3. 腎臓病の診断を受けた人は、体内に貯留しやすくなるため、医師や薬剤師に相談するべき。
  4. 止瀉薬としても使用されるため、便秘には注意。
    (イラストの”STOP”と描いてますよね。止瀉作用のことです。)

②マグネシウムを含む成分


●マグネシウム=マグネット・・。頭文字3文字から連想できます。ちなみにそれ以上に深い意味はありません・・。

成分名

ケイ酸マグネシウム、酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム
(ヒント:マグネシウムという文字です。見方はアルミニウムと一緒ですね。)

覚えておきたいこと
  1. 併用により、高マグネシウム血症のおそれがある。
  2. 腎臓病の診断を受けた人は、体内に貯留しやすくなるため、医師や薬剤師に相談するべき。
  3. 瀉下薬としても使用されるため、下痢には注意。
    (イラストの↓矢印にうんちマークは、まぁそのまんまの意味ですねw)

③アルミニウム・マグネシウムを含む成分

※イラストは上記①・②を参照ください。

成分名

合成ヒドロタルサイト、メタケイ酸アルミンマグネシウム

ぱっと見、前者はアルミニウムなのかマグネシウムなのか何なのか特定できませんね(−_−;)合成ヒドロタルサイト・・ヒドタルで略そうか(笑)ヒドタルはアルミニウム+マグネシウムと何としてでも覚えてください!w

メタケイ酸アルミン酸マグネシウムは、胃酸の中和作用のほか、 胃粘膜にゼラチン状の皮膜を形成して保護する作用もあるとのこと。

④カルシウムを含む成分

●カルシウムなので骨キャラです💀右手にもっているものは、仲間のボレイ(カキの貝殻)です(^ω^)

成分名

沈降炭酸カルシウム、リン酸水素カルシウムボレイ(イボタガキ科のカキの貝殻を基原とする生薬)
(ヒント:カルシウムという文字です。これは覚えやすいですね。)

覚えておきたいこと
  1. 併用により、高カルシウム血症のおそれがある。
  2. 腎臓病の診断を受けた人は、体内に貯留しやすくなるため、医師や薬剤師に相談するべき。
  3. 止瀉薬としても使用されるため、便秘には注意。
    (アルミニウムとおなじく”STOP”と描いてますよね。もちろん止瀉作用ですよ!)

⑤炭酸水素ナトリウム (重曹)※コレのみなので成分名は略します。


●市販で売ってるような重曹のパックをイメージしてます(笑)

覚えておきたいこと

腎臓病の診断を受けた人は、体内に貯留しやすくなるため、医師や薬剤師に相談するべき。
上記のほかの成分に比べると特徴が少ないのが特徴・・( ̄▽ ̄;)

まとめ・覚えるポイント


以上が制酸成分の中の胃酸中和作用の成分たちでした。

アルミニウム脳症(成分名+病名)とかは常識的に分かりますよね〜
腎臓病の診断を受けた人は相談が必要なことも同様に。

個人的に押さえておきたい点(覚えておきたい点)としては3つ!!

その1

ほとんどが名称だけで成分(作用)が特定できる!

例題:
高カルシウム血症を生じるおそれがあるものは?
→答えは、カルシウムと成分名に入っているもの!

簡単ですよね!

その2

2種類だけ名称では成分(作用)が特定できないものがある(上記その1の例外)

①合成ヒドロタルサイト→アルミニウム・マグネシウムを含む成分
なんじゃこりゃ〜って感じですね。まあ、2つの成分を含むので合成しているのか・・みたいな感じで覚えましょうか( ̄▽ ̄;)

②ボレイ→カルシウムを含む成分
ボレイ=牡蠣と気が付いたら分かりますよね。

その3

便秘と下痢の副作用について

アルミニウム、カルシウム=便秘(止瀉薬)

マグネシウム=下痢(瀉下薬)

この2つの副作用は、過去問でも引っ掛け問題として出てましたね〜。

うーん、覚えるコツか。カルシウムは骨を丈夫にするから硬いアルミニウムはアルミ缶も潰れるけど硬いっちゃ硬い。→だから便も硬くなり便秘に!みたいな(笑)

マグネシウムは、、イラストを見て頭に入れてください!(投げだしたw)ブログの主旨的には絵で覚えてもらう方がありがたいし・・(笑)

そんな感じで、私的にはこの3点を押さえたらいいかなーと思います!

みなさん、ここまでご閲覧いただきありがとうございました!
この調子で胃腸薬編からブログを攻めていきたいと思います(╹◡╹)