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口腔
歯
- 歯周組織(歯肉、歯根膜、歯槽骨、セメント質)によって上下の顎の骨に固定されている
- 歯槽骨の中に埋没している歯の部分を歯根、歯頚(歯肉線のあたり)を境に口腔に露出する部分を歯冠という
- 歯冠の表面はエナメル質で覆われ、体で最も硬い部分
- エナメル質の下には象牙質と呼ばれる硬い骨状の組織があり、神経や血管が通る歯髄を取り囲んでいる。歯の齲蝕(虫歯)が象牙質に達すると、神経が刺激されて、歯がしみたり痛みを感じるようになる
舌
- 表面には、舌乳頭という無数の小さな突起があり、味覚を感知する部位である味蕾が分布している
- 味覚を感知するほか、咀嚼された飲食物を撹拌して唾液と混和させる働きがある
唾液腺
- 唾液を分泌し、食物を湿潤させてかみ砕きやすくし、咀嚼物を滑らかにして嚥下を容易にする
- プチアリン(別名_唾液アミラーゼ:デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する消化酵素)が含まれる
- リゾチーム(殺菌・抗菌物質)を含む
- 唾液によって口腔内は pHがほぼ中性に保たれ、酸による歯の齲蝕を防いでいる
ポイント
歯の硬度は、エナメル質(一番硬い!)>象牙質(ここが虫歯になると痛む)です。
唾液に含まれる物質(プリアリンとリゾチーム)もきっちり覚えましょうね。
余談ですが、昔おばあちゃんに傷は唾を付ければ大丈夫って言われた記憶はないですか?唾液はリゾチームを含むので、すごく理にかなった知恵ですね^^