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九州H26)登録販売者試験過去問 漢方・生薬の問題解説/出題傾向

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九州H26)登録販売者試験過去問 漢方・生薬の問題解説/出題傾向

九州・沖縄ブロックの平成26年度(2014年)の登録販売者試験の問題(過去問)について、第3章の漢方・生薬からの出題を解説します。

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当ページについて

  • 試験問題や回答については下記の福岡県のwebサイトからこれらを確認し、解説等を作成しています。福岡県ホームページ(登録販売者試験に関するページ)*実際の過去問のPDFも無料で取得できます。福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県共通した問題です。
  • このページでは、漢方および生薬に関するものに焦点を当てて解説しています。従いまして、問題については一部を抜粋したものとなっております。
  • 過去問の回答を含んでいますのでご了承の上閲覧ください。

漢方・生薬 問題の出題傾向

漢方・生薬から17問出題されています。
そのうち、全問漢方についての問いが5問出題全問生薬についての問いが2問全問漢方・生薬についての問いが1問、その他項目を合わせた複合問題9問でした。

問84は漢方についての正誤問題ですね。一つだけ覚えて解答することはできないので難易度も少々高めでしたが、一部のキーワードを割り出せれば解ける問題です。
強心薬の生薬やヒマシ油ロートエキスベラドンナなどの定番問題も多かった印象です。

下記のページでも漢方の出題パターンをまとめていますので、よかったらご活用ください!試験で漢方・生薬を捨てるのはもったいないですので、苦手意識のある方も是非^ ^

問63(全問漢方)

かぜの症状の緩和に用いられる漢方処方製剤に関する以下の記述について、正しいものを下から一 つ選びなさい。

体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様の 痰 を伴う 咳 や鼻水が出るものの気管支炎、気管支 喘 息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えてい る人、体の弱い人)、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快感等の副作用が現れ やすい等、不向きとされる。まれに重篤な副作用として、肝機能障害、間質性肺炎、偽アルドステロン症を生じることが知られ ている。

  1. 葛根湯(かっこんとう)
  2. 桂枝湯(けいしとう)
  3. 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
  4. 小柴胡湯(しょうさいことう)
  5. 麻黄湯(まおうとう)

正答 3

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)のキーワードは”うすい水様の鼻水”です。ここから答えを割り出せます。

他の漢方については各リンク先のページをご覧下さい。

問64

グリチルリチン酸に関する以下の記述のうち、誤っているものを下から一つ選びなさい。

  1. かぜ薬に抗炎症作用を目的として配合される。
  2. 医薬品では1日摂取量がグリチルリチン酸として200mgを超えないように用量が定められいる。
  3. グリチルリチン酸を含む生薬成分として、マオウが医薬品に配合されている場合もある。
  4. 甘味料として一般食品や医薬部外品などにも広く用いられる。

正答 3

グリチルリチン酸を含む生薬成分はカンゾウです。従って3のマオウは誤りです。

問66

眠気を促す薬(催眠鎮静薬)に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選 びなさい。

ア)抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、慢性的に不眠症状がある人を対象としている。

イ)ジフェンヒドラミン塩酸塩を含有する催眠鎮静薬は、小児では神経過敏や中枢興奮などの副作用が起きやすいため、使用を避けるべきである。

ウ)酸棗仁湯(さんそうにんとう)を1週間位服用して不眠症状の改善がみられない場合であっても、長期にわたり服用を継続して様子を見るべきである。

エ)ブロムワレリル尿素は、胎児に障害を引き起こす可能性があるため、妊婦又は妊娠していると思われる女性は使用を避けるべきである。

1(ア、ウ) 2(ア、エ) 3(イ、ウ) 4(イ、エ)

正答 4

ウ)酸棗仁湯(さんそうにんとう)を1週間位服用して症状の改善がみられない場合には、漫然と服用を継続せず、医療機関を受診するなどの対応が必要です。従ってウ)の記述は誤りです。

問69(全問漢方・生薬)

小児の 疳 を適応症とする生薬製剤及び漢方処方製剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア)ジャコウは、緊張や興奮を鎮め、また、血液の循環を促す作用等を期待して用いられる。

イ)小建中湯(しょうけんちゅうとう)は、体力虚弱で疲労しやすく腹痛があり、血色がすぐれず、ときに動悸、手足のほ けんてり、冷え、ねあせ、鼻血、頻尿及び多尿などを伴うものの小児虚弱体質、疲労 倦 怠、慢性胃腸炎、腹痛、神経質、小児夜尿症、夜なきに適すとされる。

ウ)漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合にあっても、生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととなっている。

エ)カンゾウについては、小児の 疳 を適応症とする生薬製剤では主として健胃作用を期待して用いら れている。

**アイウエ
1正正正正
2正正誤正
3正誤正誤
4誤正正誤
5誤誤誤正

正答 1

すべて正しい記述です。覚え方は各リンク先のページに載せていますのでよかったらご覧ください。

問72

胃腸鎮痛鎮痙薬に配合される医薬品の成分とその副作用の関係について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

**成分-副作用

ア)ロートエキス– 排尿困難

イ)パパベリン塩酸塩- 白内障の悪化

ウ)アミノ安息香酸エチル- メトヘモグロビン血症

エ)ブチルスコポラミン臭化物 – 縮瞳

1(ア、ウ) 2(ア、エ) 3(イ、ウ) 4(イ、エ)

正答 1

ア)ロートエキスは正しい記述です。抗コリン成分の副作用ですね。

問74

胃腸に作用する薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア)健胃薬、消化薬、整腸薬又はそれらの目的を併せ持つものには、医薬部外品として製造販売され ている製品はない。

イ)センブリが配合された健胃薬は苦味があるため、オブラートで包んで服用するのが適当である。

ウ)制酸成分を主体とする胃腸薬については、酸度の高い食品と一緒に使用すると胃酸に対する中和作用が低下することが考えられるため、炭酸飲料等での服用は適当でない。

エ)セトラキサート塩酸塩は、体内で代謝されてトラネキサム酸を生じることから、血栓のある人や血栓を起こすおそれのある人では、生じた血栓が分解されにくくなることが考えられる。

1(ア、イ) 2(ア、エ) 3(イ、ウ) 4(ウ、エ)

正答 4

イ)センブリの記述は誤りです。オブラートで服用をすると苦味成分が消えてしまいますので、オブラートでの服用はさける必要があります。

問76

瀉下成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア)ヒマシ油は、大腸のうち特に結腸や直腸の粘膜を刺激して、排便を促すと考えられている。

イ)ビサコジルは、小腸でリパーゼの働きによって生じる分解物が、小腸を刺激することで 瀉下作用 をもたらすと考えられている。

ウ)酸化マグネシウムは、腸内容物の浸透圧を高めることにより、糞 便中の水分量を減らす作用がある。

エ)マルツエキスは、 瀉下薬としては比較的作用が穏やかなため、主に乳幼児の便秘に用いられる。

**アイウエ
1正正正正
2正正誤正
3正誤正誤
4誤正正誤
5誤誤誤正

正答 5

ア)ヒマシ油”小腸刺激性”ですので、大腸のうち特に結腸や直腸の粘膜を刺激という記述は誤りです。

問77(全問漢方)

漢方処方製剤に関する以下の記述について、正しいものを下から一つ選びなさい。

体力中等度以上で大便が硬く、便秘傾向のあるものの痔核(いぼ痔)、切れ痔、便秘、軽度の脱肛に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸が弱く下痢しやすい人 では、悪心・ 嘔 吐、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。 まれに重篤な副作用として、肝機能障害、間質性肺炎を生じることが知られている。

  1. 竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)
  2. 猪苓湯(ちょれいとう)
  3. 乙字湯(おつじとう)
  4. 八味地黄丸(はちみじおうがん)
  5. 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)

正答 3

いぼ痔(じ)、切れ痔(じ)は乙字湯(おつじとう)と覚えましょう、キーワードは”じじじ”です!

他の漢方については各リンク先のページをご覧下さい。

問79

駆虫薬に関する以下の記述のうち、誤っているものを下から一つ選びなさい。

  1. 食事を摂って消化管内に内容物があるときに使用すると、消化管内容物の消化・吸収に伴って駆虫成分の吸収が高まることから、空腹時に使用することとされているものが多い。
  2. 瀉下薬が併用されることがあるが、ヒマシ油を使用すると腸管内で駆虫成分が吸収されやすくなり、副作用を生じる危険性が高まるため、ヒマシ油との併用は避ける必要がある。
  3. サントニンは、条虫(いわゆるサナダ虫など)の駆除に用いられる。
  4. リン酸ピペラジンは、副作用として 痙攣 、 倦怠感、眠気、食欲不振、下痢、便秘等が現れることがある。

正答 3

ヒマシ油は問76に続いて出題されていますね。ちなみに正しい記述です。

問80(全問生薬)

以下の強心薬に配合される生薬成分に関する記述について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア)ウシ科のウシの胆 嚢 中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮をしずめる等の作用があるとされる。

イ)シカ科のマンシュウアカジカ又はマンシュウジカの雄のまだ角化していない、もしくは、わずかに角化した幼角を基原とする生薬で、強心作用の他、強壮、血行促進等の作用があるとされる。

ウ)ヒキガエル科のシナヒキガエル等の毒腺の分泌物を集めたものを基原とする生薬で、微量で強い強心作用を示す。

  1.  (ア)センソ (イ)ゴオウ  (ウ)ロクジョウ
  2.  (ア)ロクジョウ (イ)センソ (ウ)ゴオウ
  3.  (ア)ロクジョウ (イ)ゴオウ (ウ)センソ
  4. (ア)ゴオウ (イ)ロクジョウ (ウ)センソ
  5.  (ア)センソ (イ)ロクジョウ (ウ)ゴオウ

正答 4

ゴオウウシ
ロクジョウマンシュウジカジャコウのジャコウジカとは間違わないように!)
センソカエル

動物暗記シリーズです。

問82(全問漢方)

 婦人薬として用いられる主な漢方処方製剤に関する以下の記述について、正しいものを下から一つ 選びなさい。

体力中等度又はやや虚弱で冷えがあるものの胃腸炎、腰痛、神経痛、関節痛、月経痛、頭痛、更年期障害、感冒に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸の弱い人、 発汗傾向の著しい人では、不向きとされる。構成生薬としてマオウを含む。

  1. 四物湯(しもつとう)
  2. 五積散(ごしゃくさん)
  3. 温清飲(うんせいいん)
  4. 加味逍遙散(かみしょうようさん)
  5. 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

正答 2

五積散(ごしゃくさん)の記述です。わかりやすいキーワードはあまりない漢方です(・_・;・・が月経痛、胃腸炎、腰痛、更年期障害、感冒など様々な症状に適すことやマオウを含むというワードから正解が割り出せます。

他の漢方については各リンク先のページをご覧下さい。

問83

アレルギー用薬に関する以下の記述のうち、正しいものを下から一つ選びなさい。

  1. カルビノキサミンマレイン酸塩は、他のアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系に対する作用 が強く、副作用として不眠や神経過敏が現れることがある。
  2. メチルエフェドリン塩酸塩は、依存性がある抗コリン成分であり、長期間に亘って連用された場合、薬物依存につながるおそれがある。
  3. ベラドンナ総アルカロイドは、鼻 腔 内の粘液分泌腺からの粘液の分泌を抑えるとともに、鼻 腔 内 の刺激を伝達する交感神経系の働きを抑えることによって、鼻汁分泌やくしゃみを抑える目的で用 いられる。
  4. サイシンは、ウマノスズクサ科のウスバサイシン又はケイリンサイシンの根及び根茎を基原とす る生薬で、鎮痛、鎮咳、利尿等の作用を有するとされ、鼻閉への効果を期待して用いられる。

正答 4

ベラドンナは抗コリン成分ですので、”副”交感神経の働きを抑える作用ですね。典型的はひっかけ問題ですが、しっかりと問題を読めば楽勝です。3は誤りです。

4.サイシンは正しい記述です。

問84(全問漢方)

漢方処方製剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア)十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)は、体力中等度なものの皮膚疾患で、発赤があり、ときに化 膿 するものの化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、 蕁 麻 疹 、湿 疹 ・皮膚炎、水虫に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸が弱い人では不向きとされる。

イ)消風散(しょうふうさん)は、体力中等度で冷え症で、皮膚が乾燥するものの湿疹・皮膚炎(分泌物の少ないもの)、 痒みに適すとされるが、胃腸が弱く下痢をしやすい人では、胃部不快感、腹痛等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

ウ)辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)は、体力中等度以上で皮膚の色が浅黒く、ときに手足の裏に脂汗をかきやすく腹壁が緊張しているものの蓄 膿 症、慢性鼻炎、慢性 扁 桃炎、にきびに適すとされるが、胃腸の弱い人では、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

エ)当帰飲子(とうきいんし)は、体力中等度以上の人の皮膚疾患で、 痒 みが強くて分泌物が多く、ときに局所の熱感があるものの湿 疹 ・皮膚炎、 蕁 麻 疹 、水虫、あせもに適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸が弱く下痢をしやすい人では、胃部不快感、腹痛等の副作用が現れ やすい等、不向きとされる。

**アイウエ
1正正正誤
2正正誤正
3正誤誤誤
4誤正誤正
5誤誤正正

正答 3

すべて皮膚疾患に関係する漢方です。4問すべてを覚えておかないと解けない問題なので少々難易度は高いですね。ですがキーワードだけ覚えても解けます。

ア)十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)は正しい記述です。キーワード:化膿、水虫

イ)当帰飲子(とうきいんし)はついてのもの→キーワード:皮膚が乾燥するものの湿疹皮膚炎(分泌物の少ないもの)

ウ)荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)はついてのもの→キーワード:皮膚の色が浅黒く手足の裏に脂汗にきび

エ)消風散(しょうふうさん)はついてのもの→キーワード:痒みが強くて分泌物が多く

問89

毛髪用薬に関する以下の記述のうち、正しいものを下から一つ選びなさい。

  1. カルプロニウム塩化物は、末梢組織(適用局所)においてアドレナリンに類似した作用を示し、 頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられる。
  2. エストラジオール安息香酸エステルは、男性ホルモン成分の一種であり、脱毛抑制効果を期待し て配合される。
  3. チクセツニンジンは、ウコギ科トチバニンジンの根茎を、通例、湯通ししたものを基原とする生薬で、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられる。
  4. ヒノキチオールは、抗菌、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。

正答 4

チクセツニンジンは、ウコギ科トチバニンジンの根茎という記述は合っていますが、”血行促進、抗炎症などの作用”を期待して用いられるものです。従って3は誤りです。
頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられる生薬とは、カシュウ(タデ科のツルドクダミの塊根を基原とする生薬)の記述です。

4.ヒノキチオールは正しい記述です。

問91

口内炎用薬と口内炎に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア)茵蔯蒿湯(いんちんこうとう)は、体力中等度以上で口渇があり、尿量が少なく、便秘するものの 蕁麻疹 、口内炎等に適すとされ、構成生薬としてダイオウを含む。

イ)アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)は、口 腔 粘膜の殺菌消毒を目的として用いられる。

ウ)口内炎は、 疱 疹 ウイルスの口 腔 内感染、医薬品の副作用として生じる場合もある。

エ)口内炎は、通常であれば2~3日間で自然寛解するが、一度に複数箇所に発生して食事に著しい支障を来すほどの状態であれば、医療機関を受診することが望ましい。

1(ア、イ) 2(ア、ウ) 3(イ、エ) 4(ウ、エ)

正答 2

ア)茵蔯蒿湯(いんちんこうとう)は正しい記述です。

問95(全問漢方)

漢方処方製剤に関する以下の記述について、正しいものを下から一つ選びなさい。

体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄 膿 症、湿 疹 ・皮膚炎、ふきでもの、肥満症に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸が弱く下痢しやすい人、発汗傾向の著しい人では、激しい腹痛 を伴う下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
構成生薬としてカンゾウ、マオウ、ダイオウを含む。

  1. 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
  2. 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
  3. 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
  4. 清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)
  5. 大柴胡湯(だいさいことう)

正答 3

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)が正しい記述です。キーワードは”腹部に皮下脂肪が多く”と”カンゾウ、マオウ、ダイオウを含む”です。カンゾウ、マオウ、ダイオウすべて含む生薬は防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)だけです!

他の漢方については各リンク先のページをご覧下さい。

問100(全問生薬)

生薬成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア)ブシは、鎮痛作用を示すが、アスピリン等と異なり、プロスタグランジンを抑えないことから、 胃腸障害等の副作用は示さない。

イ)ケイガイは、発汗、解熱、鎮痛等の作用を有するとされ、鼻閉への効果を期待して用いられる。

ウ)サイコは、血行促進、強心等の作用を期待して用いられる。

エ)サフランは、肌荒れやいぼに用いられる。

1(ア、イ) 2(ア、ウ) 3(イ、エ) 4(ウ、エ)

正答 1

ア)ブシ、イ)ケイガイは正しい記述です。

サイコは、抗炎症、解熱、鎮痛等の作用。サフランは、鎮静、鎮痛のほか、女性の滞っている月経を促す作用を期待して用いられる生薬ですので、ウ、エの記述は誤りです。

ウ)サンザシ、エ)ヨクイニンについての記述でしょう。