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薬効分類
胃腸薬、止瀉薬、婦人薬
覚えておきたいこと
- キンポウゲ科のオウレン、コプティス・キネンシス、コプティス・デルトイデア又はコプティス・テータの根をほとんど除いた根茎を基原とする生薬。
- 苦味による健胃作用→反射的な唾液や胃液の分泌を促すことにより、弱った胃の働きを高める。
- オブラートでの服用はさける。
- 日本薬局方収載のオウレン末(オウレンを粉末にしたもの。以下「オウレン末」という)は、止瀉薬としても用いられる→収斂作用、抗菌作用、抗炎症作用。
*止瀉薬に含まれるベルベリンは、オウバクやオウレンの中に存在する物質のひとつである。 - 婦人薬には胃腸症状に対する効果を期待して配合されている場合がある。
絵で覚える
【語呂合わせ】
オウ、練習苦しいな。→オウレン、苦味
語呂はオウっていうのは掛け声みたいなもの?苦しい練習風景の様子です。
オウレンは、以下のページでも解説しています。
オウレンが配合されている主な漢方
暗記ポイント
①オウレン→キンポウゲ科のオウレン、コプティス・キネンシス、コプティス・デルトイデア又はコプティス・テータの根をほとんど除いた根茎を基原(基原名はオウレンだけ覚えておけばいいです。生薬名・基原名がどっちもオウレン!)
②苦味による健胃作用→オブラートは使用しない
③止瀉薬としても使用→収斂作用、抗菌作用、抗炎症作用
④婦人薬には胃腸症状に対する効果を期待
【語呂合わせ】
オウ、練習苦しいな。→オウレン、苦味