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薬効分類
胃腸薬、胃腸鎮痛鎮痙薬、痔疾用薬
覚えておきたいこと
- ロートコン(ナス科のハシリドコロ又はチョウセンハシリドコロの根茎及び根を基原とする生薬)の抽出物。
- 胃腸薬→過剰な胃液の分泌を抑える。
- 胃腸鎮痛鎮痙薬→胃腸の過剰な動き(痙攣)や胃液の分泌を抑え、痛みを和らげる。
- 痔疾用薬→粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる、粘膜の保護・止血を目的として配合されるタンニン酸には、ロートエキス・タンニン坐剤や複方ロートエキス・タンニン軟膏のように、鎮痛鎮痙作用を示すロートエキスと組み合わせて用いられることもある。
- 授乳婦は使用をさける(吸収された成分の一部が母乳中に移行するおそれ→乳児の脈が早くなる(頻脈))。
- 抗コリン成分の副作用→散瞳による目のかすみ、異常な眩しさ、顔のほてり、頭痛、眠気、口渇、便秘、排尿困難等。排尿困難の人、心臓病・緑内障の人、高齢者は注意。
絵で覚える
【語呂合わせ】
走ろうとすると胃腸が治る→ハシリドコロ、ロートコン、胃液分泌抑制・鎮痛鎮痙
走っているときには胃液を分泌している場合ではない?実際には抗コリンというよりアドレナリン作動によるものでしょうか(これはあくまでも語呂合わせ)。私は結構あるあるです^ ^
ロートエキスは、以下のページでも解説しています。
暗記ポイント
①ロートコン→ナス科のハシリドコロ又はチョウセンハシリドコロの根茎及び根を基原
②胃腸薬、胃腸鎮痛鎮痙薬→過剰な胃液分泌抑制・胃腸の過剰な動き(痙攣)抑制、痛み緩和
③痔疾用薬→タンニン酸には、鎮痛鎮痙作用を示すロートエキスと組み合わせて用いられることもある。
④授乳婦には使用しない。
⑤抗コリン成分→排尿困難の人、心臓病・緑内障の人、高齢者は注意。
【語呂合わせ】
走ろうとすると胃腸が治る→ハシリドコロ、ロートコン、胃液分泌抑制・鎮痛鎮痙