スポンサーリンク
作用
抗炎症成分
主に配合される薬の分類
かぜ薬
覚えておきたいこと
- 鼻粘膜や喉の炎症による腫れを和らげる
- タンパク質分解酵素で、体内で産生される炎症物質(起炎性ポリペプチド)を分解する
- 炎症を生じた組織では、毛細血管やリンパ管にフィブリン類似の物質が沈着して炎症浸出物が貯留しやすくなるが、それら沈着物質を分解して 浸出物の排出を促し、炎症による腫れを和らげる。
- 痰粘液の粘り気を弱めて痰を切れやすくする働きもある→去痰作用
- 血液凝固に関係するフィブリノゲンやフィブリンを分解する作用あり→血液凝固異常(出血傾向)のある人は医師等に相談
- 血液凝固異常がない場合でも、まれに血痰や鼻血などの出血性の副作用があるため注意
- 肝機能障害があると代謝や排泄が遅延して副作用が現れやすくなる→肝臓病の人は医師等に相談
絵で覚える
↑「セミ」アルカリプロティナーゼなので「セミ」のイラストです( ̄▽ ̄;)
セミの消防士という謎設定・・w
抗炎症なので炎を消す消防士なのです!
出血には注意してね><
主な使用上の注意の記載とその対象成分・薬効群等(第5章対策)
相談すること
- 「次の症状がある人」
*出血傾向
出血傾向を増悪 - 「次の診断を受けた人」
*肝臓病
代謝、排泄の低下
*血液凝固異常
出血傾向を増悪
ひと言
抗炎症成分でも去痰作用もあったりします。出血傾向の人が使用を注意することは大きな特徴です!