絵で覚える登録販売者

薬の成分、漢方など(第3章の項目)を中心に、絵で覚える登録販売者試験対策ブログです。

消化管吸収【第2章の覚え方】

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消化管吸収

  1. 内服薬のほとんどは、有効成分が消化管から吸収されて循環血液中に移行し、全身作用を現す
  2. 錠剤、カプセル剤等の固形剤の場合、消化管で吸収される前に錠剤等が消化管内で崩壊して、有効成分が溶け出さなければならないが、腸溶性製剤のような特殊なものを除き、胃で有効成分が溶出するものが大部分
  3. 内服薬には、服用後の作用を持続させるため、有効成分がゆっくりと溶出するように作られているもの(徐放性製剤)もある
  4. 有効成分は主に小腸で吸収される
  5. 一般に、消化管からの吸収は、消化管が積極的に医薬品成分を取り込むのではなく、濃度の高い方から低い方へ受動的に拡散していく現象である
  6. 全身作用を目的としない内服薬でも、消化管内を通過する間に結果的に吸収されてしまうものがある→副作用が生じるおそれ

ポイント


”胃”の雲から”有効成分”が雨となって”溶出”される

”小腸”の山林が雨水(有効成分)を”吸収”する

③濃度の”高い”上流から、”低い”下流に”受動的に拡散”する

・・・というイメージを持てば簡単に覚えられます^^