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消化管吸収
- 内服薬のほとんどは、有効成分が消化管から吸収されて循環血液中に移行し、全身作用を現す
- 錠剤、カプセル剤等の固形剤の場合、消化管で吸収される前に錠剤等が消化管内で崩壊して、有効成分が溶け出さなければならないが、腸溶性製剤のような特殊なものを除き、胃で有効成分が溶出するものが大部分
- 内服薬には、服用後の作用を持続させるため、有効成分がゆっくりと溶出するように作られているもの(徐放性製剤)もある
- 有効成分は主に小腸で吸収される
- 一般に、消化管からの吸収は、消化管が積極的に医薬品成分を取り込むのではなく、濃度の高い方から低い方へ受動的に拡散していく現象である
- 全身作用を目的としない内服薬でも、消化管内を通過する間に結果的に吸収されてしまうものがある→副作用が生じるおそれ
ポイント
①”胃”の雲から”有効成分”が雨となって”溶出”される
↓
②”小腸”の山林が雨水(有効成分)を”吸収”する
↓
③濃度の”高い”上流から、”低い”下流に”受動的に拡散”する
・・・というイメージを持てば簡単に覚えられます^^