スポンサーリンク
適応する症状
小児の疳など
配合される生薬
ケイヒ、タイソウ、シャクヤク、カンゾウ、ショウキョウ、コウイ
覚えておきたいこと
体力虚弱で疲労しやすく腹痛があり、血色がすぐれず、ときに動悸、手足のほてり、冷え、ねあせ、鼻血、頻尿及び多尿などを伴うものの小児虚弱体質、疲労倦けん怠、慢性胃 腸炎、腹痛、神経質、小児夜尿症、夜なきに適すとされる。
構成生薬としてカンゾウを含むが、乳幼児に使用される場合は体格の個人差から体重当たりのグリチルリチン酸の摂取量が多くなることがあることに加え、小建中湯は比較的長期間(1ヶ月位)服用することがあるので、特に留意される必要がある。
絵で覚える
⭐️小児の漢方薬といえば小建中湯!小児虚弱体質、小児夜尿症、夜なきの小児の疳に幅広く適用されることを覚えてね!
🙅グリチルリチンの摂取が多くなるので注意><
🌿カンゾウ
●イラストの女の子は、小児虚弱体質に効くということで元気になった様子を表しています。
右の工事現場のヘルメットやスコップ、誘導灯をもった生物は、配合生薬のシャクヤクをキャラ化したイメージですw「建」という字をみて、建物を建て直す(工事をする)⇨小児虚弱体質から立て直すと連想して、このようなイラストにしました。
ひと言
抑肝散、抑肝散加陳皮半夏、柴胡加竜骨牡蛎湯、桂枝加竜骨牡蛎湯も小児の疳に用いられることがありますので合わせて覚えておきましょう。