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作用
抗炎症成分
主に配合される薬の分類
かぜ薬、鎮咳去痰薬、口腔咽喉薬、内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬)
覚えておきたいこと
- かぜ薬
鼻粘膜や喉の炎症による腫れを和らげる - 鎮咳去痰薬
気道の炎症を和らげる - 口腔咽喉薬
声がれ、喉の荒れ、喉の不快感、喉の痛み又は喉の腫れの症状を鎮める - 内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬)
皮膚や鼻粘膜の炎症を和らげる - 体内での起炎物質の産生を抑制する
- 凝固した血液を溶解されにくくする働きもある→血栓のある人(脳血栓、心筋 梗塞、血栓性静脈炎等)や血栓を起こすおそれのある人は医師等に相談
- セトラキサート塩酸塩は体内で代謝されてトラネキサム酸を生じる
絵で覚える
↑「虎」のトラネキサム君です(=^ェ^=)
右の血栓のイラストとセットに覚えてください!
主な使用上の注意の記載とその対象成分・薬効群等(第5章対策)
相談すること
- 「次の診断を受けた人」
*血栓のある人(脳血栓、 心筋梗塞、血栓静脈炎 等)、血栓症を起こすおそれのある人
生じた血栓が分解されにくくなるため。
ひと言
血液を溶解されにくくする・・少し分かりにくい言い回しですが、逆に言えば「血液が固まりやすい」ことです。
セミアルカリプロティナーゼ、ブロメラインは”出血性の副作用”があるため、トラネキサムの副作用とは真逆ですね。間違えないように気をつけましょう。