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薬の成分、漢方など(第3章の項目)を中心に、絵で覚える登録販売者試験対策ブログです。

グリチルリチン酸・抗炎症成分の覚え方

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グリチルリチン酸・抗炎症成分の覚え方

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作用

抗炎症成分

主に配合される薬の分類

かぜ薬、鎮咳去痰薬、口腔咽喉薬、内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬)、鼻炎用点鼻薬、眼科用薬、歯槽膿漏薬、口内炎用薬、外皮用薬

覚えておきたいこと

  1. かぜ薬
    鼻粘膜や喉の炎症による腫れを和らげる
  2. 鎮咳去痰薬
    気道の炎症を和らげる
  3. 口腔咽喉薬
    声がれ、喉の荒れ、喉の不快感、喉の痛み又は喉の腫れ症状を鎮める
  4. 胃腸薬
    胃粘膜の炎症を和らげる成分(抗炎症成分) 胃粘膜の炎症を和らげる
  5. 鼻炎用点鼻薬
    鼻粘膜の炎症を和らげる
  6. 眼科用薬
    比較的緩和な抗炎症作用を示す
  7. 歯槽膿漏薬
    歯周組織の炎症を和らげる
  8. 口内炎用薬
    口腔粘膜の炎症を和らげる
  9. 外皮用薬
    比較的穏やかな抗炎症作用
  10. 化学構造がステロイド性抗炎症成分に類似している
  11. グリチルリチン酸を大量に摂取すると、偽アルドステロン症を生じるおそれ
    むくみ、心臓病、腎臓病又は高血圧のある人や高齢者、偽アルドステロン症を生じるリスクが高い→1日最大服用量がグリチルリチン酸40mg 以上の製品は医師等に相談
    どのような人でも1日最大服用量がグリチルリチン酸40mg 以上の製品は長期連用しない
    医薬品ではグリチルリチン酸としての1日摂取量が 200mgを超えないよう用量が設定されている
    甘味料として一般食品や医薬部外品などにも広く用いられているため注意

絵で覚える


↑イメージは某看板w甘味料にも含まれているので
1日40mgと200mg・・それぞれの上限の対象要件もきちっと覚えましょう!

主な使用上の注意の記載とその対象成分・薬効群等(第5章対策) 

してはいけないこと

  • 漢方生薬製剤「短期間の服用にとどめ、連用しないこと」
    *偽アルドステロン症を生じるおそれがあるため。
  • 「長期連用しないこと」
    *偽アルドステロン症を生じるおそれがあるため。

相談すること

  • 「高齢者」
    *偽アルドステロン症を生じやすいため。
  • 「次の症状がある人」
    *むくみ
    偽アルドステロン症の発症のおそれが特にあるため。
  • 「次の診断を受けた人」
    *高血圧、心臓病、腎臓病
    大量に使用するとナトリウム貯留、カリウム排泄促進が起こり、むくみ(浮腫)等の症状が現れ、 高血圧を悪化させるおそれがあるため。

ひと言

抗炎症成分の代表です!カンゾウに含まれていることでも有名ですね!