スポンサーリンク
皮膚吸収
- 塗り薬、貼り薬などの皮膚に適用する医薬品は、適用部位に対する局所的な効果を目的とするものがほとんど
- 有効成分が皮膚から浸透して体内の組織で作用し、浸透する量は皮膚の状態、傷の有無やその程度などによって影響を受ける
*殺菌消毒薬等のように、有効成分が皮膚の表面で作用するものもある - 皮膚から循環血液中へ移行する量は少ないが、血液中に移行した有効成分は、肝臓で代謝を受ける前に血流に乗って全身に分布するため、使用量や使用回数などによっては、全身作用が現れることがある
- アレルギー性の副作用は、適用部位以外にも現れることがある
ポイント
血液に以降する量は少ないですが、その場合は粘膜吸収と同様に”初めに肝臓での代謝を受けずに”全身に分布します。