絵で覚える登録販売者

薬の成分、漢方など(第3章の項目)を中心に、絵で覚える登録販売者試験対策ブログです。

運動器官/骨格系【第2章の覚え方】

calendar

reload

運動器官/骨格系【第2章の覚え方】

スポンサーリンク

骨格系(骨)について

  1. 骨格系は骨と関節からなり、骨と骨が関節で接合し、相連なって体を支えている
  2. 骨は体の器官のうち最も硬い組織の一つ
  3. 骨は生きた組織であり、成長が停止した後も一生を通じて破壊(骨吸収)と修復(骨形成)が行われている→骨の新陳代謝

骨の基本構造(4組織)

  1. 主部となる骨質
  2. 骨質表面を覆う骨膜
  3. 骨質内部の骨髄
  4. 骨の接合部にある関節軟骨

骨の機能

  1. 【身体各部の支持機能】
    頭部や内臓を支える身体の支柱となる
  2. 【臓器保護機能】
    骨格内に臓器を収め、保護する
  3. 【運動機能】
    骨格筋の収縮を効果的に体躯の運動に転換する
    *関節周囲は関節膜に包まれ外側には靱帯があり骨を連結し、関節部を補強している
    *骨の関節面は弾力性に富む柔らかな軟骨層(関節軟骨)に覆われ、これが衝撃を和らげ、関節の動きを滑らかにしている
  4. 【造血機能】
    骨髄で産生される造血幹細胞から赤血球、白血球、血小板が分化することにより、体内に供給する
    *すべての骨の骨髄で造血が行われるわけでなく、主として胸骨、肋骨、脊椎、骨盤、大腿骨などが造血機能を担う
  5. 【貯蔵機能】
    カルシウムやリン等の無機質を蓄える
    *無機質は骨に硬さを与え有機質(タンパク質及び多糖体)は骨の強靱さを保つ
    *カルシウム→生体の生理機能に関与する重要な物質。微量で筋組織の収縮、神経の伝達調節などに働いている

ポイント

骨の構造は4組織です。