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作用
解熱・鎮痛
主に配合される薬の分類
解熱鎮痛薬、かぜ薬
覚えておきたいこと
- 解熱・鎮痛の作用は比較的に強いです。
- 抗炎症作用は弱いため、他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合されます。
- 一般用医薬品で唯一のピリン系解熱鎮痛成分です。
- ピリン系解熱鎮痛成分によって薬疹(ピリン疹)を起こしたことがある人は使用しないこと。
*ただし、イソプロピルアンチピリン以外の解熱鎮痛成分でも薬疹が生じることがあります。
絵で覚える
⭐️一般医薬品じゃぼくが唯一のピリン系だよ〜。アスピリンやザザピリンも”ピリン”が付いてるけど、ピリン系じゃないんだ。覚えといてね!
🙅♂️抗炎症作用は期待しないで><
🙅♂️薬疹(ピリン疹)には注意してね。
主な使用上の注意の記載とその対象成分・薬効群等
(第5章対策)
■相談すること
「妊婦又は妊娠していると思われる人」
「肝臓病の人」
*肝機能障害を悪化させるおそれがあるため。
ひと言
実は1960年代の半ばまでは、イソプロピルアンチピリン以外のピリン系解熱鎮痛成分も一般用医薬品のかぜ薬や解熱鎮痛薬に配合されていましたが、ショックなどの重篤な副作用が頻発したために使われなくなったとのこと。
(市販薬の)ピリン系はイソプロピルアンチピリンのみ!と覚えておきましょう。