絵で覚える登録販売者

薬の成分、漢方など(第3章の項目)を中心に、絵で覚える登録販売者試験対策ブログです。

ジプロフィリン・キサンチン系成分の覚え方

calendar

reload

ジプロフィリン・キサンチン系成分の覚え方

スポンサーリンク

成分

キサンチン系成分

主に配合される薬の分類

鎮咳去痰薬、鎮暈薬

覚えておきたいこと

  1. 鎮咳去痰薬
    自律神経系を介さずに気管支の平滑筋に直接作用して弛緩させ、気管支を拡張させる
  2. 鎮暈薬
    脳に軽い興奮を起こさせて平衡感覚の混乱によるめまいを軽減
  3. 副作用
    中枢神経系を興奮させる作用甲状腺機能障害、てんかんの人は、症状の悪化を招くおそれがあり医師等に相談
    心臓刺激作用副作用として動悸

絵で覚える


↑いつもより詰め詰めのイラストです( ̄▽ ̄;)
左上の太陽(交感神経)と月(副交感神経)は、自律神経系のことを指しています。つまり自律神経系を介さずに気管支平滑筋に直接作用すること・・を表現しています。分かるかな〜( ̄▽ ̄;)
②「キ」の形は「キサンチン」のこと、さらに顔が「じ」の文字になっていますがこれは「ジプロフィリン」のことです。どうですか?・・w( ̄▽ ̄;)

主な使用上の注意の記載とその対象成分・薬効群等(第5章対策)

相談すること

「次の診断を受けた人」
*てんかん
*甲状腺機能障害、甲状腺機能亢進症

ひと言

キサンチン系は手引きでは一応カフェインも含まれていますが、試験ではキサンチン系に関する問題では、ほぼほぼ「ジプロフィリン」だと思います。
「自律神経系を介さずに気管支平滑筋に直接作用」するため、アドレナリン作動成分のものと同じ気管支拡張作用でも”アプローチが異なります”ので比較しながら覚えてみましょう!