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成分
キサンチン系成分
主に配合される薬の分類
鎮咳去痰薬、鎮暈薬
覚えておきたいこと
- 鎮咳去痰薬
自律神経系を介さずに気管支の平滑筋に直接作用して弛緩させ、気管支を拡張させる - 鎮暈薬
脳に軽い興奮を起こさせて平衡感覚の混乱によるめまいを軽減 - 副作用
①中枢神経系を興奮させる作用→甲状腺機能障害、てんかんの人は、症状の悪化を招くおそれがあり医師等に相談
②心臓刺激作用→副作用として動悸
絵で覚える
↑いつもより詰め詰めのイラストです( ̄▽ ̄;)
①左上の太陽(交感神経)と月(副交感神経)は、自律神経系のことを指しています。つまり自律神経系を介さずに気管支平滑筋に直接作用すること・・を表現しています。分かるかな〜( ̄▽ ̄;)
②「キ」の形は「キサンチン」のこと、さらに顔が「じ」の文字になっていますがこれは「ジプロフィリン」のことです。どうですか?・・w( ̄▽ ̄;)
主な使用上の注意の記載とその対象成分・薬効群等(第5章対策)
相談すること
「次の診断を受けた人」
*てんかん
*甲状腺機能障害、甲状腺機能亢進症
ひと言
キサンチン系は手引きでは一応カフェインも含まれていますが、試験ではキサンチン系に関する問題では、ほぼほぼ「ジプロフィリン」だと思います。
「自律神経系を介さずに気管支平滑筋に直接作用」するため、アドレナリン作動成分のものと同じ気管支拡張作用でも”アプローチが異なります”ので比較しながら覚えてみましょう!