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作用
殺菌消毒成分
主に配合される薬の分類
口腔咽喉薬・含嗽薬、痔疾用薬、外皮用薬、歯槽膿漏薬、口内炎用薬、消毒薬
覚えておきたいこと
- 口腔咽喉薬・含嗽薬
[クロルヘキシジングルコン酸塩、クロルヘキシジン塩酸塩]
①口腔内や喉に付着した細菌等の微生物を死滅させたり、その増殖を抑える
②クロルヘキシジングルコン酸塩が配合された含嗽薬→口腔内に傷やひどいただれがあると強い刺激を生じるおそれ - 痔疾用薬
[クロルヘキシジン塩酸塩]
痔疾患に伴う局所の感染を防止する - 外皮用薬
[クロルヘキシジングルコン酸塩、クロルヘキシジン塩酸塩]一般細菌 真菌 結核菌 ウイルス ◯ ◯ ✖️ ✖️ *◯→有効 ✖️→無効
- 歯槽膿漏薬
[クロルヘキシジングルコン酸塩]
①歯肉溝での細菌の繁殖を抑える
②口腔内に適用→まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)を生じることがある。 - 口内炎用薬
[クロルヘキシジン塩酸塩]
患部からの細菌感染を防止 - 消毒薬
[クロルヘキシジングルコン酸塩]
手指・皮膚の消毒のほか、器具等の殺菌・消毒一般細菌 真菌 結核菌 ウイルス ◯ ◯ ✖️ ✖️ *◯→有効 ✖️→無効
※クロルヘキシジングルコン酸塩とクロルヘキシジン塩酸塩の違いは、試験の上ではあまり気にしないでいいと思います。どちらも「クロルへキシジン」として覚えればいいでしょう。
絵で覚える
↑一般細菌と真菌に有効でそれ以外は無効。
右下の人のただれが痛そう><
主な使用上の注意の記載とその対象成分・薬効群等(第5章対策)
してはいけないこと
- 「口の中に傷やひどいただれのある人」(口腔内への適応を有する場合)
*傷やただれの状態を悪化させるおそれ
ひと言
幅広い薬で使用されていますが、試験では主に口腔咽喉薬・含嗽薬からと、外皮用薬・消毒薬(どの菌に効くか)から出題される傾向にあります。