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作用
アドレナリン作動成分
主に配合される薬の分類
かぜ薬、鎮咳去痰薬、内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬)、外用痔疾用薬
覚えておきたいこと
- かぜ薬
鼻粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を拡げる→鼻づまり緩和 - 鎮咳去痰薬
交感神経系を刺激して気管支を拡張させる→呼吸を楽にして咳や喘息の症状を鎮める - 内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬)
①交感神経系を刺激して鼻粘膜の血管を収縮させることによって鼻粘膜の充血や腫れを和らげる→鼻づまり緩和
②(メチルエフェドリン塩酸塩のみ)血管収縮作用により痒みを鎮める効果を期待して、 アレルギー用薬でも用いられる - 外用痔疾用薬
血管収縮→止血効果 - (アドレナリン作動成分共通の注意点)
①心臓病、高血圧、糖尿病または甲状腺機能障害の診断を受けた人は医師等に相談
②高齢者→心臓病や高血圧、糖尿病の基礎疾患がある場合が多く、心悸亢進や血圧上昇、血糖値上昇を招きやすいため注意 - 依存性に注意
- 吸収された成分の一部が乳汁中に移行→授乳中の人は医師等に相談
絵で覚える
↑いろいろ効果があるので絵に描ききれませんでした><
絆創膏で止血をイメージしています。
主な使用上の注意の記載とその対象成分・薬効群等(第5章対策)
相談すること
- 「授乳中の人」
*乳汁中に移行する可能性 - 「高齢者」
*心悸亢進、血圧上昇、糖代謝促進を起こしやすいため - 「次の診断を受けた人」
*心臓病
*高血圧
*甲状腺機能障害
*糖尿病
ひと言
プソイドエフェドリン塩酸塩とならぶアドレナリン作動成分の頻出成分です。主にメチルエフェドリン塩酸塩が出題されます。薬の分類が多いですが、よく出るので必ず覚えましょう。