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作用
アドレナリン作動成分
主に配合される薬の分類
痔疾用薬、眼科用薬
覚えておきたいこと
- 外用痔疾用薬
血管収縮→止血効果 - 眼科用薬
①結膜を通っている血管を収縮させて目の充血を除去する
②緑内障と診断された人は悪化や治療妨げのおそれ→医師等に相談
③連用、頻回に使用すると、異常なまぶしさを感じたり、かえって充血を招くことがある。 - (アドレナリン作動成分共通の注意点)
①心臓病、高血圧、糖尿病または甲状腺機能障害の診断を受けた人は医師等に相談
②高齢者→心臓病や高血圧、糖尿病の基礎疾患がある場合が多く、心悸亢進や血圧上昇、血糖値上昇を招きやすいため注意
絵で覚える
↑エフェドリンの「エ」の形をしています。
主な使用上の注意の記載とその対象成分・薬効群等(第5章対策)
相談すること
- 「高齢者」
*心悸亢進、血圧上昇、糖代謝促進を起こしやすいため - 「次の診断を受けた人」
*心臓病
*高血圧
*甲状腺機能障害
*糖尿病
*緑内障(眼科用薬) -
「次の症状がある人」
*はげしい目の痛み(眼科用薬)
ひと言
無印のエフェドリン。プソイドエフェドリン塩酸塩やメチルエフェドリン塩酸塩に比べると全然出題されませんが、万が一出題されても前者2つを覚えておけば「これはアドレナリン作動成分だ」と連想できるでしょう。