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薬の成分、漢方など(第3章の項目)を中心に、絵で覚える登録販売者試験対策ブログです。

酸棗仁湯(さんそうにんとう)[不眠症・神経症]【漢方の覚え方】

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酸棗仁湯(さんそうにんとう)[不眠症・神経症]【漢方の覚え方】

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適応する症状

不眠症、神経症など

配合される生薬

サンソウニン、チモ、センキュウ、ブクリョウ、カンゾウ

覚えておきたいこと

体力中等度以下で、心身が疲れ、精神不安、不眠などがあるものの不眠症、神経症に適すとされるが、胃腸が弱い人、下痢又は下痢傾向のある人では、消化器系の副作用(悪心、食 欲不振、胃部不快感等)が現れやすい等、不向きとされる。
1週間位服用して症状の改善がみられない場合には、漫然と服用を継続せず、医療機関を 受診するなどの対応が必要である。

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⭐️心身が疲れて弱っていて、それが原因で不眠な人に最適です。
🙅胃腸の弱い人や下痢気味の人が使うと、消化器系の副作用があるので注意してください。
🌿カンゾウ

●イラストは、残業続き・・で仕事に追われて疲れ切っている人をイメージしてます。また、上の葉や果実、種子(目、口をつけてます。。不気味・・笑)は、漢方名で主要な配合生薬であるサンソウニン:酸棗仁です。サンソウニンは、クロウメモドキ科のサネブトナツメの種子を基原とする生薬で、神経の興奮・緊張緩和があり、鎮静作用が期待され婦人薬にも使われることがあります。

ひと言

副作用もあり、1週間使っても症状が改善されなかったら、そのまま服用せずに病院に行きましょう。