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薬の成分、漢方など(第3章の項目)を中心に、絵で覚える登録販売者試験対策ブログです。

紫雲膏(しうんこう)[外用剤]【漢方の覚え方】

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紫雲膏(しうんこう)[外用剤]【漢方の覚え方】

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適応する症状

ひび、あかぎれ、しもやけ、皮膚炎など

配合される生薬

トウキシコン、豚脂(トンシ)、黄蝋(オウロウ)、ゴマ油
※カンゾウを含まない。

覚えておきたいこと

ひび、あかぎれ、しもやけ、うおのめ、あせも、ただれ、外傷、火傷、痔核による疼痛、肛門裂傷、湿疹・皮膚炎に適すとされるが、湿潤、ただれ、火傷又は外傷のひどい場合、傷口が化膿している場合、患部が広範囲の場合には不向きとされる。

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⭐️ひび、あかぎれ、しもやけなど冬場に困る皮膚症状に最適だね!
🙅火傷や外傷にも使えるけど、範囲が広いときや化膿しているときには使わないように><

●イラストはしもやけを患っている女の子。紫雲膏くんがニュルニュルっと軟膏を出していますね(^_^;)外用なのでイメージではなく、実際の製品を元に描きました。

ちなみに配合生薬のシコンは、ムラサキ科のムラサキの根を基原とする生薬で、組織修復促進、抗菌などの作用が期待されるので、しもやけなんかには最適なはずですね〜

ひと言

過去問でも解いた記憶がなく(少なくとも自分がチャレンジしているエリアでは・・)試験では滅多に出てこない漢方だと思うけど、いきなり出題されたら焦りそう・・”しもやけ、あかぎれ”には紫雲膏と頭の片隅にでも置いておきましょう♪